愛知の大府東高260人が修学旅行 県内半年ぶり大規模


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愛知県立大府東高校の修学旅行来県で開かれた歓迎式=19日、那覇空港

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は19日、修学旅行のため那覇空港に到着した愛知県立大府東高校の歓迎式を開いた。同校2年生ら約260人が2便に分かれ、同日午前11時ごろに到着した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年以降、修学旅行の中止や延期が相次いでいた。JTBによると、同社取り扱いの大規模な沖縄への修学旅行は、約半年ぶりになる。

 大府東高は昨年、初めて沖縄への修学旅行を行う予定だったが、コロナの影響で見送られていた。同校の濵島孝介さん(16)は「コロナ下で沖縄に行けるか不安だったが、ちゃんと来ることができてうれしい。沖縄美ら海水族館でジンベエザメはどれぐらい大きいのかを見てみたい」と語った。

 一行は沖縄で2泊3日を滞在し、南部で平和学習のほか、沖縄美ら海水族館(本部町)や首里城公園(那覇市)なども訪れる予定。