【宜野湾】東京五輪レスリングのグレコローマンスタイル77キロ級で銅メダルを獲得した屋比久翔平選手の出身地である沖縄県宜野湾市は19日、屋比久選手に市民栄誉賞を贈った。屋比久選手は「宜野湾市で競技人生をスタートし、ここまで来られた。次は金メダルを持って、またここであいさつできるよう頑張る」と述べた。
宜野湾市役所で開いた表彰式で松川正則市長は「コロナ禍の厳しい環境で、市民に元気を与えた。素晴らしい感動をありがとう」とたたえた。
屋比久選手は同市立嘉数小、嘉数中に通った。「コロナ禍で練習できない時期もあった。苦しい思いをした人も多いと思うが、競技を通して伝えられることがあると思い、頑張った。知人から『元気をもらった』とメッセージがあり、本当によかった」と話した。