JTB沖縄(杉本健次社長)は20日、県外、海外観光客向けの沖縄路線バス周遊パスを電子アプリ化した「OTOPa(オトパ)」を開発し、11月1日にサービスを開始すると発表した。
路線バスの周遊パスは、2017年度から紙で発売されてきた。19年度は、1万1560枚が販売された。アプリ化されたことで、利用者は時間や場所にしばられずに購入できるようになる。個人を特定しない形で乗り降り場所や時間帯など移動データの収集、分析ができるため、今後のマーケティングへの活用も期待される。
琉球バス交通、那覇バス、沖縄バス、東陽バスの大手路線バス4社の一部を除く路線バスで使える。沖縄都市モノレール1日乗車券付もある。
価格は1日券が2500円、3日券が5千円。モノレール1日乗車券付はそれぞれ500円増しとなる。クーポンなどの機能についても順次拡大していく予定という。