琉銀がSDGs関連サービスの取り扱い開始 省エネ住宅で金利優遇ローンなど


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脱炭素関連商品などの取り扱いをPRする琉球銀行の行員ら=18日、那覇市泉崎の琉球新報社

 琉球銀行(那覇市、川上康頭取)は1日から、脱炭素やSDGs(持続可能な開発目標)関連サービスの取り扱いを、順次始めている。

 1日から始めた「りゅうぎんエコパワー」は、省エネ設備の導入を支援する事業者向け融資商品。「りゅうぎんSDGsローン」は、融資実行額の0・1%分を世界文化・自然遺産関連団体に寄付する仕組みとなっている。

 建築物の省エネ性能を評価する「ZEH」「BELS」を取得した際に、ローン金利を優遇する。アパートローンは4日、住宅ローンは11日からそれぞれ取り扱いを始めた。

 また、投資信託商品「脱炭素関連世界株式戦略ファンド」「脱炭素ジャパン」を18日から取り扱っている。琉銀の脱炭素関連の投信商品は初という。

 琉銀サステナビリティ推進室の渡久地政彦調査役は「脱炭素化に向けた取り組みをグループ全体で取り組んでいる。今後もサービスを拡充していく」と話した。

 問い合わせは琉銀(電話)098(866)1212。