走り幅跳び津波響選手に市民栄誉賞 豊見城 五輪陸上49年ぶり出場


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豊見城市民栄誉賞の受賞が決まった津波響樹選手

 【豊見城】豊見城市は22日、県勢として49年ぶりに陸上競技で五輪出場を果たした男子走り幅跳びの津波響樹選手=市与根出身=に、市民栄誉賞を贈呈すると市ホームページで発表した。表彰式は津波選手のスケジュールに合わせ年内に開く予定。

 市は「市民に夢と希望を与え、全国に本市の名声を高めた功績」を贈呈の理由としている。第104回日本陸上選手権の同種目で県勢として50年ぶりに優勝に輝いた実績も評価した。東京五輪では7メートル61の跳躍を見せ、26位の成績を残した。

 豊見城市民栄誉賞は顕著な功績を収めた個人・団体に送られる。2004年に、全国高等ウエイトリフティング選手権で2連覇を成し遂げた豊見城高校ウエイトリフティング部が初受賞し、津波選手で2例目となる。