紅葉色の実、秋をいざなう 国頭村奥で18度「ようやくエアコン切れた」


この記事を書いた人 アバター画像 山城 祐樹

 23日は二十四節気の一つ「霜降(そうこう)」。暦の上では、朝夕の気温が下がり、草木に露が付き晩秋を迎える。

 沖縄地方は22日、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で、曇りや雨の天気となった。国頭村奥では今季最低の18・1度を記録。県内の多くの観測地点で今季最低気温となった。

 那覇市の新都心公園では同日、紅葉色の実を付けたタイワンモクゲンジ(ムクロジ科)が北風に揺られ、訪れた人たちの目を秋色に染めた。

 散歩に訪れた同市の40代男性は「2、3日前に長袖を出した。ようやくエアコンを切ることができた」と話し、色付いた並木を背に、家族で記念撮影をしていた。