
喜名哲裕監督の一問一答は次の通り。
―目標とする成績は。
「チームとしての目標は4位以内。簡単なことではない。責任と覚悟を持ってトライしたい。残り8試合でチームの何を変えられるか。大きく変えることは難しいが、変えるところは攻撃の部分だと思っている。よりゴールに向かい、得点を奪う。そのスタイルは貫いていきたい」
―選手起用の基準は。
「1週間の(練習の)中でピッチでどれだけアピール、表現できたかだ。(24日の松本山雅戦は)コンディションのいい選手18人を選んだ。競争の中でチームのレベルが上がっていくと思う」
―選手は同じ方向を向いて戦えているか。バラバラになっていないか。
「結果が出ていない中で、選手からネガティブな言葉が多くなる。一番はメンタルの部分だと思う。そこはポジティブな声掛けをしている。ゴールに向かう姿勢が極端に少なく、チャレンジする回数が減っている。保持率はあるが、ボールを大事にし過ぎてゴールに向かっていない姿勢が多かった」
―樋口前監督から学んだことは何か。
「樋口さんはこの3年間、ずっと『主体性と一体感』の大事さをミーティングで選手に言っていた。これがないとチームは一つにならない。そこは引き続き貫いていこうと思っている」