衆院選沖縄4区 金城徹氏最後の訴え


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必勝を誓い、気勢を上げる金城徹候補ら=30日午後6時16分、豊見城市の翁長北交差点

 25歳から保育の現場で働いてきた。その経験を生かして子どもたちが大切にされる社会を目指して頑張ってきた。保育の現場で感じた矛盾や思いにしっかり取り組む。翁長雄志氏と一緒に保守の立場から辺野古の新基地建設問題に取り組み、「辺野古に基地は造らせない」と訴えてきた。沖縄戦から76年がたっても南部の土には多くの遺骨が存在し、遺族の元に戻ってきていない。私の祖父や曽祖父も糸満の真壁で亡くなった。そのような土地を掘り起こし、辺野古の海を埋め立てるなど許されるはずがない。私は国政の場でしっかりと辺野古の基地建設に反対し、南部の土砂を辺野古の埋め立てに使うことを許さないと強く訴えていく。政権交代を目指そう。

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 当銘勝雄選対本部長 相手候補は政権と一緒に辺野古の新基地建設を進めようとしているが、金城徹氏は絶対に辺野古を阻止する。来年は沖縄が復帰して50年。米軍基地が集中し、基地が経済発展の妨げになっている。県民所得も最下位で、親から子へ貧困の連鎖が続いている。今の沖縄を変えるには金城氏しかいない。一票一票の積み重ねが勝利につながる。

 金城徹(きんじょう・とおる) 1953年9月19日生。那覇市出身。名古屋工学院専門学卒。元那覇市議。