首里城復興を目的に楽曲制作などを展開する「首里城復興支援ソングSYURI NO UTA プロジェクト」の参加アーティストらが10月27日、県庁を訪れ、制作資金を募り販売したCDの売上金など337万7525円を県に寄付した。発起人でバイオリニストの竜馬さんが照屋義実副知事に手渡した。
寄付金は2020年6月にクラウドファンディングで発売した「SYURI NO UTA」を含む7曲入りCDの売り上げと企業からの寄付が含まれる。同プロジェクトに参加する(同左端から)金城しおりさん、仲田まさえさん、前田秀幸さん、(同6人目から)5th Elements(フィフスエレメンツ)のA―RA(アーラ)さんとYU(ユウ)さん、プロジェクトリーダーの花牟礼真一さんが出席した。
プロジェクトは首里城正殿が完成する26年度まで継続する。竜馬さんは「沖縄の方々の喪失感や悲しみを感じ、恩返しがしたかった。正殿が完成したらアーティストの皆さんや子どもたちと一緒に楽曲を合唱したい」と話した。