【沖縄】美里工業高校(沖縄市)の生徒会が、新型コロナウイルスへの対応に奮闘する医療従事者に感謝の気持ちを伝えるメッセージを全学級から募り、動画を作った。動画は同校体育館に投影したほか、学校のホームページにも掲載する。
メッセージは各学年の全7クラスから募って選んだ。各クラスの集合写真と一緒に紹介している。
企画した大浜千佳さん(調理科2年)が2~3日かけて制作した。生徒会で手分けし、地域の病院や住民にメッセージの投影を知らせるチラシも作って配布した。
動画は「力を合わせ乗り越えましょう。いつもありがとうございます」などのメッセージを届けている。
生徒会の渡慶次珠莉会長(建築科2年)は「コロナで文化祭も中止になり、部活の応援も声を出せず、思っていた高校生活とは違って悲しいが、今できる活動に取り組みたい」と話した。大浜さんは「学校のそばにメッセージを見に来て激励してくれる人もいて、うれしかった。長引くコロナで大変な苦労をしてきた医療従事者に感謝が伝わってほしい」と願った。