離島フェア 今年はユニオンとパレットくもじで店頭販売 オンラインも同時開催 


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離島フェア開幕でテープカットする(左から)沖縄総合事務局の上村秀紀次長、宮里哲座間味村長、玉城デニー知事、県議会の赤嶺昇議長=6日、県市町村自治会館

 沖縄県内の離島の産業振興や新たな地域資源の発掘などを目的とした「離島フェア2021」が6日、始まった。ユニオン全店とパレットくもじでは特産品を販売する。公式ホームページではオンライン販売、各離島市町村の最新の情報や伝統芸能の動画などを発信する。

 那覇市の県市町村自治会館での開会式には離島フェア開催実行委員長の宮里哲座間味村長、玉城デニー知事らが参加。宮里村長は「店舗とオンラインで開催することで、これまで以上に離島ファンに島々の魅力と島人の元気を感じてもらいたい。新型コロナが終息した後に足を運んでほしい」とあいさつした。

 玉城知事は「離島の魅力を一度に堪能でき、離島地域の産業振興に欠かせないイベントとなっている。各店舗への来店、ホームページにアクセスして、離島振興を応援してほしい」と呼び掛けた。知事は開会式の後、ユニオン古島店とパレットくもじの店頭販売ブースを視察した。

 ユニオンでは25日まで実施され、6日ごとに各地域の生鮮商品を順に販売する。11日までは本島周辺離島、13~18日は宮古圏域と南北大東島、20~25日は八重山圏域の商品を陳列する。パレットくもじは6~12日、各離島の雑貨や工芸品、化粧品などを販売する。県黒砂糖工業会も黒糖9品を販売する。オンライン販売は6日~12月24日まで。