「極めて珍しい」沖縄で蜃気楼か ふわり、島々が宙に浮く


社会
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蜃気楼の影響とみられる浮島現象で変形して見える島々と海保の巡視船=10日午後1時半ごろ、中城村久場からうるま市のホワイトビーチ沖向け(高辻浩之撮影)

 中城村久場の海岸で10日午後1時ごろ、沖縄本島の東海岸にある島々が海面から浮き上がって見える「浮島現象」が確認された。本紙記者が撮影した。沖縄気象台は、海面付近の温度と気温に差が生じた際に発生する蜃気楼(しんきろう)の可能性が高いとしている。

 沖縄気象台によると、沖縄本島地方は南城市糸数で最高気温は12月上旬並みの21.2度。琉球新報社が撮影した写真を見た職員は「年中気温の高い沖縄での発生は極めて珍しい」と話した。

蜃気楼の影響とみられる浮島現象で変形して見える島々と海保の巡視船=10日午後1時半ごろ、中城村久場からうるま市のホワイトビーチ沖向け(高辻浩之撮影)

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