19日に行われた沖縄・奄美の世界自然遺産登録式典では、世界自然遺産大使として県出身俳優の仲間由紀恵さんらを選出し、会場で任命書を手渡した。世界の宝に認められた沖縄の自然を、次世代に継承するための情報発信を担う。
大使に選ばれたのは仲間さんのほか、いずれも県出身の歌手の夏川りみさん、世界食糧計画日本親善大使の知花くららさん、タレントのryuchell(りゅうちぇる)さん、バンドのHY。
仲間さんは、来春放送されるNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」に触れて「やんばるの森が舞台。作品を通して自然やこの土地を好きになってもらいたい」と話した。
夏川さんは八重山の言葉も織り交ぜてあいさつした。知花さんは「自然や人の笑顔も人の努力なしには存続しない。沖縄の自然やちむぐくるを世界の人に知ってもらいたい」と話した。ryuchellさんは「沖縄や自然を愛している。自分のSNSは100万人のフォロワーがいる。若い子やいろんな世代に広めていく」と大使就任を喜んだ。