琉球料理や泡盛、芸能…沖縄の日本遺産をアプリで紹介 JTB沖縄が共同で


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「おきなわ日本遺産アプリ」をアピールする(右から)JTB沖縄の神田宏樹氏、芳山琢磨氏、日本観光振興協会の丸山裕司氏=17日、那覇市泉崎の琉球新報社

 JTB沖縄(那覇市、杉本健次社長)は16日、日本観光振興協会(東京都)と共同で開発した「おきなわ日本遺産アプリ」の提供を始めた。2019年に日本遺産に認定された琉球料理や泡盛、芸能に関連する場所を公共交通機関で巡る観光コースを紹介している。

 那覇市から浦添市のスポット15カ所を1泊2日で巡る「のんびりゆったり日本遺産満喫コース」などがあり、観光文化施設や飲食店約60店舗の特典付き電子クーポンも掲載して地域での消費拡大を目指す。

 アプリ開発はJTB沖縄が取り組む「公共交通機関を活用した沖縄・日本遺産周遊体験ツーリズム構築事業」の一環で、同事業はスポーツ文化ツーリズムアワード2021で特別賞を受賞した。

 JTB沖縄の芳山琢磨交流営業担当マネージャーは「今後もアプリを磨き上げて、地域にお金を落としてもらえるような仕組みをつくりたい」と話した。