味自満チェーンが187万円を寄付 りゅうちゃん募金など8団体に


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8団体に187万円を寄付した味自満チェーンの伊禮門清吉代表(前列中央)=3日、沖縄市胡屋の味自満本店前

 【沖縄】居酒屋「味自満」を展開する味自満チェーン(伊禮門清吉代表)は3日、琉球新報社の「りゅうちゃん子どもの希望募金」など8団体に計187万円余を寄付した。沖縄市の味自満本店事務所で贈呈式があり、伊禮門代表が各団体に寄付金を贈った。

 寄付金はチャリティーゴルフコンペに参加した257人から寄せられた87万円、味自満チェーンからの寄付100万円の合計。寄付先は沖縄こどもの国、沖縄市育英会、市社会福祉協議会、沖縄地区防犯協会、沖縄地区交通安全協会(以上各20万円)、「りゅうちゃん基金」と沖縄タイムス社の「沖縄こども未来プロジェクト」に各35万円、美さと児童園に3万円。市社協には約12万円分のおむつも現品で寄付した。

 伊禮門代表は「社会に還元できるようやってきた。コロナ禍で飲食業界も厳しいが社会貢献を止めるわけにはいかない」とあいさつ。小那覇安剛琉球新報中部支社長は「沖縄の子どもの貧困率は全国水準の2倍。この2年のコロナ禍でより厳しくなっている。寄付が子どもたちの支えになる」と礼を述べた。