ふるさと納税の返礼で電子感謝券 宿泊や買い物、レジャーなどで利用OK 沖縄・本部町


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本部町電子感謝券運用開始を呼び掛ける関係者ら=12月1日、本部町役場会議室

 【本部】本部町(平良武康町長)は1日、町役場でふるさと納税制度を活用した「本部町電子感謝券」運用開始の記者発表をした。2日からふるさと納税の返礼品に電子感謝券を追加しスタートした。

 電子感謝券は、ふるさと納税の返礼品の一つで、地域限定利用の電子ポイントで寄付すると寄付額の30%をポイントで受け取れる。本部町へ7万円を寄付した場合、6万8千円の所得税の還付と住民税の控除も受けられる。実質2千円の負担で2万千円相当の電子感謝券を獲得できる。

 寄付後に発行される電子ポイントでスマートフォンやタブレット上で発行されキッシュレスでの支払いが可能。町が定めた加盟店での買い物や宿泊、食事、体験、レジャーなどさまざまな場面で利用できる。活用方法は(1)スマホで寄付(2)電子券をゲット(3)加盟店で利用―となる。

 平良町長は「電子システムを使って新しい時代への対応、観光客を含めてシステムづくりをしましょう」とあいさつした。

 問い合わせは町役場総務課ふるさと納税担当(電話)0980(47)2101。
 (上間宏通信員)