沖縄県立美来工科高校土木工学科の桑江太輝さん(18)、新門海李さん(16)は11月8日、測量士の補佐をする技術者「測量士補試験」に合格した。合格率は34・8%。試験に合格すると測量士が作製した計画に従って測量に従事できるようになる。
試験では測量に関する法規や地形測量、写真測量、地図編集などに関する問題が出題される。
試験に向けて桑江さんと新門さんは放課後の講習や自宅学習に取り組んだ。桑江さんは2年前から勉強を始め、2回目の受験で合格。新門さんは1年前から勉強を始め、今回の試験で合格した。
桑江さんは「1回目は不合格になり、悔しかった。今回、合格することができて、今までの成果が形になってよかった」と喜んだ。新門さんは「過去問題を10年分解いて試験に挑んだが、似たような問題がなかった。来年は2級土木施工管理技士の資格を取りたい」と意気込んだ。
(吉原玖美子)