【恩納】全国商工会連合会が主催する「2021年度バイヤーズルーム」に村内から3業者が受賞し、このほど受賞者と村商工会(平安名盛智会長)職員らが、村役場を訪れ長浜善巳村長に受賞を報告した。
「バイヤーズルーム」は、地域資源を活用し、商工会の支援で開発された特産品の普及、また、中小規模事業者の販路拡大を目的としている。
県内で唯一の審査員特別賞に選ばれたのが、ちゅらさ工房(仲西美佐子代表)の「手摘みバジルソース」。農薬や化学肥料を使わない安全性が高く評価された。仲西代表は「村が進めるSDGsの中で持続可能な農業が評価されたことがうれしい」と喜びを語る。
他の2事業者は、全国商工会連合会賞を受賞した。
報告を受けた長浜村長は「SDGs未来都市でもある恩納村で、その理念に沿った商品が開発され、全国的に高く評価されたことは大変意義深い」と称賛した。
平安名会長は「18年度から商工会が村特産品開発支援事業を受託し、特産品の高付加価値化に取り組んできた結果だ」と報告した。
全国商工会連合会賞受賞の2事業者と商品名は次の通り。 (敬称略)
合同会社沖縄しいたけ田中(田中未一郎)「スパイス凛」▽株式会社ONNA(與儀繁一)「パッションフルーツティー」「萬座バケット」
(小山猛三郎通信員)