FC琉球の赤嶺真吾が引退 J1県勢最多の68得点


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
鋭いシュートを放つFC琉球の赤嶺真吾=2021年10月16日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム(ジャン松元撮影)

 サッカーJ2のFC琉球は10日、那覇市出身のFW赤嶺真吾(38)=小禄中―鹿児島実業高―駒澤大出=が今季限りで引退すると発表した。J1県勢最多の68得点を挙げた沖縄を代表するストライカー。

 プロ16年目となる今年1月にファジアーノ岡山から完全移籍し、今季27試合に出場、3得点の成績を収めた。その経験値を生かし前季の16位から9位に上昇したチームの躍進に貢献した。

 FC東京など五つのクラブに在籍した赤嶺は「地元でプレーする喜びを与えてくれたFC琉球。5クラブで経験させてもらったことは全て自分の大切な宝物です」と球団を通じてコメントした。