普天満宮に寅の巨大絵馬 普天間高校美術部が奉納


この記事を書いた人 アバター画像 桑原 晶子
巨大絵馬を制作し奉納した、普天間高校美術部の部員ら=17日、宜野湾市の普天満宮

 【宜野湾】普天間高校美術部の部員らが17日、来年のえとの寅(とら)を描いた巨大絵馬を普天満宮に奉納した。金色の雲を背景に白と黒の模様の寅を縦2・35メートル、横3・75メートルの絵馬に描いた。境内に飾られている。

 同校美術部は毎年、絵馬を普天満宮に奉納している。今回で15回目。新垣義夫宮司は「いつも楽しみにしている。地域の方や毎年参拝に訪れる方も喜んでいるだろう」と話した。

 夏休みから制作を開始。新型コロナウイルスの影響で部活動の時間が制限されることもあったが、部員で協力して完成させた。絵馬をデザインした、2年生で部長の知念亜美さんは「奉納できてうれしい。受験に向けてコロナに負けず、みんなで楽しみながら頑張りたい」と目を輝かせた。(石井恵理菜、写真も)