10万円、沖縄39市町村が現金給付を決定 年内一括は24市町村に(20日朝まとめ) 


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 18歳以下への10万円相当の給付について、県内41市町村のうち、那覇市や宜野湾市など24市町村が年内に現金で一括給付することが、19日までに琉球新報の調べで分かった。分割給付や支給時期などを検討中も含め、39市町村が現金給付を決めている。

 年内の現金一括給付は児童手当を受給している中学生以下の子どもがいる家庭が対象で、高校生の子どものみの世帯は年明け以降となる。

 年内の現金一括給付で最も早いのは中城村の23日で、続いて那覇市、本部町、八重瀬町(早まる場合もあり)が24日に支給する。宜野湾市など多くの市町村は27日と答えた。

 現金分割支給は、北大東村が17日に先行の5万円を支給した。23日に宮古島、24日にうるま市と豊見城市などが先行分を支給する。

 19日時点で支給日が決定していないのは、南城市など5市村。そのうち、今帰仁村は「27日に現金一括で調整中」としている。北中城村も年内の現金一括給付で調整中。渡名喜村は現金分割で先行給付を1月ごろに予定している。

 南城市と南大東村は、現金かクーポンでの支給とするのか、時期も含め、まだ決まっていない。(新垣若菜まとめ)


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