生徒の腹を蹴る、居眠りの生徒に手帳を投げつけ…教員4人を懲戒 沖縄県教委


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 沖縄県教育委員会は23日、酒気帯び運転や児童生徒への体罰をしたとして、学校職員の懲戒処分4件を発表した。決定は同日付。

 名護市内の中学校の50代男性教諭は酒気帯び運転をしたとして、停職6カ月の処分を受けた。4日午後9時半ごろまで飲酒して就寝したが、翌日午前7時ごろの飲酒検問で基準値を超えるアルコールが検出された。

 那覇市内の小学校の50代男性教諭は11月9日、児童の頬を強くつかむなどして全治1週間程度の傷を負わせた。別の児童の頬を両手で挟み前後に揺さぶった。過去にも体罰行為があり減給10分の1(3カ月)となった。

 那覇市内の中学校の30代男性臨時教諭は11月11日に、居眠りをしていた生徒に手帳を投げつけた。過去にも体罰で那覇市教育委員会から厳重注意を受けている。減給10分の1(2カ月)となった。

 那覇市内の中学校の50代男性教諭は11月9日の清掃活動中に、担当するクラスの教室内に入ろうとした他クラスの生徒を注意し、従わなかったため同生徒の腹部を蹴るなどした。管理職への報告を怠っており、戒告の処分を受けた。