ZOZO創業者の前沢友作さん、沖縄4市町にもふるさと納税 500万~3000万円 観光に活用望む


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ZOZO(ゾゾ)創業者の前沢友作さん

 衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者の前沢友作さんは24日、ふるさと納税としてそれぞれ500万~3千万円を全国87自治体に寄付したと自身のツイッターで公表した。県内では那覇市、沖縄市、宜野湾市、本部町を選んだ。観光分野への活用を条件に希望自治体を募っていた。前沢さんはコロナ禍で打撃を受けた観光振興に使ってほしいとつぶやいた。

 エイサーやロックなど文化が交わる特色や、スポーツツーリズムをアピールして応募した沖縄市は当初予定の上限500万円を超え、1千万円が寄付された。担当者は「うれしいクリスマスプレゼント」と喜んだ。桑江朝千夫市長は「コザの音楽やスポーツをミックスした企画を考えていきたい」と話した。

 「那覇まちまーい」などの取り組みをアピールして応募した那覇市には500万円が寄付された。寄付金の具体的な使い道は今後決める。市のふるさと納税担当者は「大変ありがたい。魅力的な観光行政に活用させていただく」と話した。(島袋良太まとめ)