沖縄県は4日、県内の新型コロナウイルスの新規感染者が225人だったと発表した。200人を超えたのは昨年9月16日以来。前日の3日には、3カ月半ぶりに100人を超える130人を記録したばかり。前週の火曜日は29人だったが約8倍と急拡大している。新規感染者の累計は5万1120人。
年明け3日間で県内の新規陽性者は458人となり、感染が急拡大している。
また、在沖米軍関係者の感染が新たに164人確認された。前日は16人で、年末年始の4日間の合計は583人。非常に高い水準で推移している。米軍関係者の累計は3863人となった。
保健所管内別では、那覇市38人▽北部40人▽中部62人▽南部50人▽宮古29人▽八重山2人。年末までは沖縄本島中部が突出していたが、那覇市をはじめ沖縄本島全域、宮古島などにも広がっている。
県内の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は4日時点で38.99、3日時点で25.79と右肩上がりで増えており全国1位。3日時点の全国平均は2.53で2位は米軍岩国基地関係者らの感染が拡大している山口県の9.73、3位は群馬県の6.08。
宮古島市の10万人あたりの感染者は102.52と100人を超えた。
自宅療養中は57人(前日55人)。入院調整中212人(前日83人)と一気に2.5倍に。入院中は129人(前日116人)。そのうち中等症は57人(前日56人)で、10日連続20人を超えた。重症者は0人だった。
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