「郵便物がたまっていたら…」異変の早期発見へ見守り隊 事業者ら協定 与那原


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(前列右から)城間盛文南風原中郵便局長、コープおきなわの川越雄一郎理事長、小橋川晃与那原郵便局長、(後列右から)与那原日の出園・新城秀治事務次長、介護老人保健施設うりずんの冨田琢磨通所・リハビリ課長、町社協の伊禮清一会長、糸数元副会長=与那原町社会福祉センター2

 【与那原】「郵便物がたまっている」などいつもと様子が違うと気付いた時、社協や警察に連絡する地域見守り隊の協定書締結式がこのほど、与那原町社会福祉センターで開催された。

 少子高齢化や一人世帯の増加に伴い日常生活で困った人を早期発見して見守っていこうと、町社協はコープおきなわや郵便局、老健施設などの間で協定を締結した。事業者を代表しコープおきなわの川越雄一郎理事長は「2日続けて弁当に手を付けず電話も取らない。心配で窓からのぞくと台所で横になっている様子から、社協に連絡し訪問したところ、体調不良で救急搬送した事例があった」と報告した。

 (知花幸栄通信員)