沖縄地方「ムーチーびーさ」で冷え込み 与那国で14.8度


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冷たい風が吹く中、足早に交差点を渡る人々=11日午後、那覇市久茂地(大城直也撮影)

 沖縄地方は11日、西高東低の冬型の気圧配置が強まり、北から寒気が流れ込んだ影響で気温が低下した。与那国町所野で15.4度(午後1時16分)、同与那国島で14.8度(午後2時32分)、竹富町西表島で15.1度(午後2時7分)で今季最低を記録した。

 沖縄の伝統行事「鬼餅(ムーチー)」の頃に来る急な冷え込みは「鬼餅(ムーチー)冷え(びーさ)」と呼ばれ、沖縄気象台によると、12日は北からの寒気の流入が強まり、さらに寒くなりそうだ。(狩俣悠喜)