
【八重山】2022年の子牛の初競りが11日、県内各地の市場に先駆けて、黒島家畜市場(竹富町)と八重山家畜市場(石垣市)で開かれた。最高値は黒島で220万2200円、八重山では165万7700円を付けた。黒島での最高値は去勢牛に付けられた価格で、県内で記録が残る2014年以降の去勢牛価格として過去最高という。
平均価格は黒島が69万8223円(前年比1万5303円減)、八重山は69万9378円(前年比7194円増)だった。
JAおきなわの担当者は「毎年、初競りは“ご祝儀”として高値が付きやすくなる。平均価格としては例年通りだ」と話した。
この日、両市場では子牛455頭が取引され、取引価格は両市場合わせて3億1805万1800円だった。
(西銘研志郎)