【比較表】南城市長選、候補者の主な政策は?


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 【南城】任期満了に伴う南城市長選は23日投開票される。琉球新報は2期目を目指す現職の瑞慶覧長敏氏(63)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=と、返り咲きを狙う前職の古謝景春氏(66)=自民、公明推薦=の両氏に政策アンケートを実施。両氏の主な政策をまとめた。

 コロナ対策では、瑞慶覧氏が「感染者、濃厚接触者への食料支援、生活物資支援」、古謝氏が「地域経済の回復、商品券やクーポンで需要喚起」などに取り組むと答えている。

 教育、子育てでは、瑞慶覧氏が「学校支援員の増員」や「特色ある高校などの誘致」と答えたほか、基本政策で玉城小、船越小学校校区の児童館建設などを訴えている。古謝氏は「オンライン教育の充実」「新規学校の誘致や校舎建て替え」を選択したほか、基本政策で子育て支援を目的とした「子ども課」の新設を掲げている。

 このほか、合併以降のバランスある地域振興では、知念地区の人口減少対策について、瑞慶覧氏は「大規模集客施設などの企業誘致で、人口減少に歯止め」とし、古謝氏は「南部東道路の延伸と早期完成で通勤、通学の移動時間短縮を図る」としている。

 (金城実倫)


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