西銘沖縄相、資産公開の保有株記載漏れで陳謝


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西銘恒三郎沖縄担当相(資料写真)

 【東京】西銘恒三郎沖縄担当相の大臣就任後の資産公開で保有株の記載漏れがあった問題について、西銘氏は28日の閣議後会見で、「公開資料に記載漏れがあったことについておわび申し上げる」と陳謝した。

 西銘氏は、25年前に経営者の知人の依頼で県内企業の株式を購入したとした上で、「過去に譲渡していたものと認識していた」と釈明。これまで国土交通政務官、総務副大臣、経済産業副大臣を務めたが、いずれの在任時にも「保有しているという認識がなかった」と述べ、この件を報じた週刊誌の取材で株式保有の事実を確認したという。

 26日中に「大臣規範にのっとり、訂正した」と説明した。大臣在任中は所有株の処分ができないとして、今後の対応について「調整中」とした。