地域の課題に自ら考え、動き、変える…沖縄の高校生37チームが研究発表 マイプロジェクトアワード


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「全国高校生マイプロジェクトアワード2021沖縄県サミット」で発表した高校生や、コメントしたサポーターの社会人ら=30日

 高校生が地域の課題解決などを目指し、探求・実践してきた取り組みを発表する、全国高校生マイプロジェクトアワード2021沖縄県サミット(沖縄マイプロジェクト事務局主催、OKINAWA SDGsプロジェクト共催、琉球新報社メディアパートナー)が30日、オンラインで開催された。県内から37チームが参加し、調査や研究をしたテーマを発表した。経営者や大学の研究者などの社会人サポーターが高校生らにアドバイスした。

 八重山高校2年の東山怜さん、窪田獅乃さん、川田一葉さん、内原英輝さん、高嶺海斗さん、沼倉大翔さんは「地球温暖化対策への一滴エネルギー問題のジブン事化へ」をテーマに発表した。再生可能エネルギーに対する社会的な関心が低いことに問題があると指摘。エネルギー問題に関心を持ってもらうため、発表者が発電が可能な自転車をこぎ、苦労して発電する様子をSNSで発信した。

 社会人サポーターとして参加したOkicom(オキコム、宜野湾市)の小渡晋治常務は「若い世代が使っているSNSを、より活用すれば活躍の場が広がると感じた」と話した。
 (狩俣悠喜)