
ボリビアのオキナワ移住地では、新型コロナウイルスのワクチン接種が着々と進んでいる。2回目の接種後から5カ月が過ぎた人に対して、3回目の追加接種としてアストラゼネカ製ワクチンを接種する。並行して5歳以上、12歳未満の子どもたちには、ファイザー製とシノファーム製のワクチン接種を実施する。
ワクチン接種が急速に進む背景には、学校機関で接種が義務となっていることなどがある。2月から始まる新学期に向けてワクチン接種をする児童もいる。銀行やスーパーマーケットなどの商業施設に、ワクチン接種証明書がないと入室できないなどの規制もあり、オキナワ移住地に住む沖縄県系人も多くが接種を終えている。
(安里玉元三奈美通信員)