世界のウチナーンチュの日に敬意 友好都市の地元知事「永続的に絆深める」 ボリビア・県人会イベント


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メッセージを伝えるサンタクルス県知事のルイス・フェルナンド・カマチョ氏

 ボリビア沖縄県人会(比嘉徹会長)がこのほど、世界のウチナーンチュの日を祝うオンラインイベントを開催し、ボリビアに寄せられたメッセージを紹介した。

 沖縄県と姉妹・友好都市を結ぶサンタクルス県のルイス・フェルナンド・カマチョ知事は「世界に広がるウチナーンチュが歴史的、文化的アイデンティティーを確認するために、10月30日が世界のウチナーンチュの日に制定されたことに敬意を表します」と述べた。オキナワ移住地から大豆が沖縄県に輸出されたことに触れ「サンタクルス県庁は相互発展につながる活動に向けて共に働くことを約束する。この第一歩が今後永続的にお互いの絆を深め、発展への道しるべとして続くことを願っている」と強調した。

 沖縄県による元派遣教師からもメッセージが寄せられた。「ボリビアからたくさんのウチナーンチュが母県に訪れることを待っている。世界のウチナーンチュ大会のパレードで国際通りを華やかにしましょう。待っちょんどー」と呼び掛けた。

 沖縄県の玉城デニー知事、世界のウチナーンチュの日制定者の比嘉アンドレス氏、ウチナー民間大使、沖縄ボリビア協会の伊佐仁会長、オキナワ移住地内の青年会、元帰国留学生の会「レキオス会」からもメッセージが届いた。
(安里玉元三奈美通信員)