玉城デニー知事は2日までに2022年度の県幹部人事で、金城弘昌教育長の後任として、教員出身の半嶺満教育指導統括監(59)を昇格させる方針を固めた。教員経験者を県教育長に登用するのは6年ぶりとなる。企業局長には3月末で定年退職を迎える松田了環境部長(59)を充てる。
女性管理職の登用を進める玉城知事は、山城貴子県労働委員会事務局長を知事部局の部長に就任させる方向で調整している。基地問題に精通する金城賢知事公室長(59)は経験を生かしたポストに充てる方針だ。
総務部長に宮城力企画部長(57)、知事公室長に嘉数登商工労働部長(58)、会計管理者に名渡山晶子・子ども生活福祉部長(58)を充てることが内定している。
(梅田正覚、明真南斗、名嘉一心)