SNS投稿で南城市長に名誉毀損、市議に二審も賠償命令 那覇地裁


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南城市役所(資料写真)

 フェイスブックの投稿で名誉を毀損(きそん)されたとして、南城市の古謝景春市長が同市の宮城康博市議に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(谷口豊裁判長)は22日、宮城市議に30万円の支払いを命じた一審判決を支持し、控訴を棄却した。30万円の賠償額は低すぎるとして、市長側も付帯控訴していたが、金額は相当として退けられた。谷口裁判長は、宮城市議が引用したインターネット記事と投稿は、市長の社会的評価を低下させると認定した。