北部12酒造所の泡盛をブレンド「いちゅゆん」発売 世界自然遺産登録を記念


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ブレンド泡盛「いちゃゆん」

 県酒造協同組合(那覇市、大城勤理事長)は、やんばるの森が世界自然遺産に登録されたことを記念し、3月1日から北部12酒造所のブレンド泡盛「いちゃゆん」を限定販売する。同組合の武田智専務理事や北部酒造協議会の奥間尚登会長らが25日、那覇市の琉球新報社を訪ねPRした。

 「いちゃゆん」は、うちなーぐちで出会うという意味。商品は粗濾過(ろか)という製法で仕上げており、泡盛の熟成に必要なうまみ成分を残しているという。武田氏は「3年以上寝かせると、瓶内で熟成が進み、よりまろやかな古酒になる」と飲み方を勧めた。

 アルコール度数は44度。720ミリリットル入りで希望小売価格は2千円。販売数量は6千本。県内量販店や同組合のホームページなどで販売する。
 (呉俐君、写真も)