龍潭にきらめく「天の川」約2千個の青い光 首里城再建願うライトアップ


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水面を天の川のように青い光の帯となって流れる光の玉=4日午後7時12分、那覇市首里真和志町の龍潭(30秒間露光、ジャン松元撮影)

 沖縄県の首里城復興イベントが4日、那覇市の首里城公園で始まった。龍潭での「天の川(てぃんがーら)プロジェクト」では、地域の小中学生が約2千個の青い光の玉(LEDライト)を浮かべ、幻想的な夜景が道行く人を楽しませた。琉球芸能公演や首里城のライトアップもあり、いずれも6日までの夜間に行われる。

 全国各地で市民参加型で行われている「天の川プロジェクト」の沖縄版で、県内では初実施。4日は約40人が参加した。

 このほか、復元工事で使う県産木材の調達先である国頭村との地域交流イベントとして旗頭演舞や、しっくいシーサーなどのものづくり体験も予定している。 (當山幸都)