花いっぱい春の街彩る 名護で全国大会 工芸・芸術品展も


社会
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色鮮やかな花々を楽しむ来場者=5日午後、名護市民会館

 【名護】第60回全日本花いっぱい名護大会(全日本花いっぱい連盟、同実行委主催)が5日、沖縄県の名護市民会館を中心に開かれた。名護市での開催は2000年以来2回目。会場周辺には色鮮やかな花が咲き誇り、来場者を楽しませた。

 大会式典には連盟関係者や国会議員らが出席。大会実行委員長の渡具知武豊市長は「花いっぱい運動の輪がさらに広がるよう取り組む」とあいさつした。花いっぱい功労者への表彰やカンヒザクラの記念植樹もあった。

 会場周辺では花にちなんだ工芸品や芸術品が展示され、生け花を体験する人の姿もあった。多くの親子連れがテッポウユリやランなどの花に見入った。家族と一緒に訪れた浦添市の上間陽菜乃さん(11)は「いろんな種類の花が見ることができてうれしい」と話した。イベントの一部は6日も開催される。(長嶺晃太朗)