那覇にコワーキングカフェ開設 シェアキッチンで飲食試験営業も ブルームーンパートナーズ


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コワーキングカフェ・ナハ・メカルガーデンの内装。カフェでは南城市の人気店、カフェやぶさちのメニューが食べられる(提供)

 経営コンサルティングや企業支援を行うブルームーンパートナーズ(那覇市、伊波貢代表)は3日、那覇市銘苅のなは市民協働プラザ内に「コワーキングカフェ・ナハ・メカルガーデン」を開設した。「本土から沖縄へ 沖縄から世界へ」をコンセプトに、県内で活動する個人や企業の情報発信やビジネス創出、交流の場として活用してもらう。

 県内でも珍しい飲食店営業許可に対応した会員制シェアキッチンも整備しているため、同地で飲食物の販売や、開業前の試験営業などもできる。

 ブルームーンパートナーズのノウハウやネットワークを活用し、起業や創業支援、ビジネスマッチング、各種セミナーなども行っていく。

 施設は、内閣府の沖縄テレワーク推進事業を活用して整備。運営費は那覇市が補助する。3日のオープニングパーティーで、伊波代表は「新型コロナ禍でテレワークも浸透してきた。人と情報が集積し、新たなビジネスを生み出す拠点になれば」と期待を寄せた。

 スタイリッシュな施設内は、Wi―Fiなどの通信環境を整えた。各種サービスの利用は会員登録が必要だが、カフェは非会員でも利用できる。

 (当銘千絵、写真も)