伊江島産サトウキビを使ったラム「イエラムサンタマリア」を製造する伊江島物産センター(宮里徳成社長)の伊江島蒸留所は、世界の銘酒を寝かせた古いたるで長期熟成させた新シリーズ「ボヤージュ」を1日発売した。第1弾は、赤ワインのたるで4年7カ月熟成させた「エイジドインワイン」で、1518本の限定販売。
2日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れた製造責任者の浅香真常務はブドウの香りをアピール。アルコール度数43・5%、750ミリリットル入り。希望小売価格は県内税抜き6200円、県外が同6400円。イオンリカーや酒販店などで販売する。
昨年12月に就任した宮里社長は「伊江島でのラム作りは、大きな産業となる可能性がある」と語った。
(沖田有吾)