題字にミモザ、琉球新報が国際女性デー特別紙面


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題字にミモザをあしらった3月8日の琉球新報朝刊

 きょう3月8日は国連が定める「国際女性デー」。

 琉球新報社(那覇市)は、女性の差別撤廃と地位向上を考えるこの日にちなんで、8日付朝刊1面とウェブサイトの題字にミモザの花を飾り、特別紙面企画を展開した。

>>特集・国際女性デー2022

 紙面では沖縄の風習に残る性別役割の意識を探ろうと、トートーメー(位牌)の継承に関するウェブアンケート結果の詳報を展開したほか、政治、経済、運動、地方、社会の各面で自分らしく生きる女性を取り上げた「生き方わたし流」を掲載した。オピニオン面でも、国際女性デーにちなんだ読者の声を募集し、論壇など多数を掲載した。

 また都道府県の男女平等の度合いを政治、行政、教育、経済の4分野に分けて分析した「都道府県版ジェンダーギャップ指数」の試算を公表した共同通信の配信記事も取り上げた。
  

 琉球新報デジタルは、YouTube公式チャンネルで紙面企画で好評だった紙面とウェブサイトで21年末から今年1月末まで連載していた「企業の「女性力」~働く現状と課題」の取材班を迎えてのオンライン座談会をYouTubeで6日から録画配信した。また生配信の「ゆる~くゆんたく(3月4日号)」に、法学者でテレビコメンテーターでも知られる谷口真由美さんを招き、新著「おっさんの掟『大阪のおばちゃん』が見た日本ラグビー協会『失敗の本質』」についてトークを展開した。

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【琉球新報YouTube配信】

▼国際女性デーオンライン企画「企業の『女性力』特別編~女性の働き方を考える」

▼琉球新報デジタル・ゆる~くゆんたく(3月4日号)「大阪のおばちゃんがやってきた!」

 

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