伊平屋島の太モズク、出荷が始まる 7月までピーク つくだ煮や麺にも


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
もずく加工場に運ばれてきた太モズク=3日、伊平屋村漁業協同組合

 【伊平屋】伊平屋村漁業協同組合(もずく加工場)で3日、村特産品の太モズクの出荷が始まった。

 太モズクは、毎年、春先の3月ごろから7月ごろをピークに収穫が行われる。大人気の生のもずくのほか、もずくのつくだ煮やもずく麺、塩蔵もずく(塩漬け)など、太モズクを使った数多くの特産品を生産し、県内外へ出荷している。

 今年は、軽石の影響も懸念されたが、初出荷を迎えることができた。

 同日、初出荷した生産者の我部政利さんは「これからも多くの人に伊平屋島の太モズクを知ってもらって、伊平屋産太モズクのファンが増えることを期待したい」と笑顔で語った。
 (譜久村美波通信員)