沖縄ならではのライフスタイル雑貨を求める県外バイヤーと、県内の事業者をつなぐ商談会「守礼門プログラム2021」(主催・中小企業基盤整備機構沖縄事務所)が1日、那覇市の沖縄産業支援センターで開かれた。一部オンラインを含め、県外バイヤー5社と県内事業者24社が、合計48回の商談を実施した。
バイヤーとして参加した、ECサイト「ARIGATO GIVING」を運営するCasokdo(東京)は、8社と商談した。同社の五十嵐洋代表は「ものづくりに込められた思いを直接聞けて良かった。興味深い商品とも出合え、手応えを感じた」と話した。
“おうち時間”を充実させるための体験キットなどを提供する休日ハック(東京)のセールス担当・佐藤柊介氏は「沖縄ならではのユニークな商品がいくつかあった。商品の取引を通じて地方創生にも貢献できればうれしい」と述べた。
琉球帆布の販路拡大を目指す沖縄の風合同会社(那覇市)の上原哲郎代表は「他県でも評価されるためには沖縄という個性だけでなく、品質へのこだわりも大事だ。商品の魅力をしっかりPRしたい」と意気込んだ。
(当銘千絵、写真も)