「障がい者雇用」の枠を外そう 多様性のある職場とは? 沖縄SDGsプロジェクト、12日に年次フォーラム


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キングコング代表社員の仲地宗幸さん

 SDGs(持続可能な開発目標)を促進する企業・団体のプラットフォームOKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)は12日午前9時半から、那覇市の琉球新報ホールで年次フォーラムを開く。午前の高校生・大学生の発表、午後の「教育×企業」「貧困問題解決へ」に続いて午後4時15分からは「凸凹星人、地球で働く~多様性のある職場とは?」と題して、発達障がいの特性のため異なる星に生きるような違和感を感じている「凸凹星人」3人が地球上での苦労や思いを語る。

 OSPは多様性ある人々が共に働く職場や社会を継続して考えてきた。「障がい者雇用」と枠にはめず、多様な感性を持つ隣人や自分自身の働きづらさに気付こうと当事者自身に語ってもらう。

 凸凹星人として登壇するキングコング代表社員の仲地宗幸さんは「多様な人が混ざる・混ぜることが力になる。まずは発達障がいという身近な存在に出会い、多様性を自分ごとにしてほしい」と呼び掛けた。詳細、申し込みはhttps://okinawa-sdgs-project2022.studio.site/