社会課題解決へ垣根越え 沖縄SDGsプロジェクト年次フォーラム 23団体がプロジェクト紹介


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
学校や教育に企業・社会が関わることについて意見を交わす(左奥から)安座間康さん、下向依梨さん、山口由人さん、國吉イチさん、進行の黒田華さん=12日午後、那覇市泉崎の琉球新報ホール(又吉康秀撮影)

 SDGs(持続可能な開発目標)を促進する企業・団体のプラットフォーム、OKINAWA SDGsプロジェクト(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)は12日、沖縄県那覇市の琉球新報ホールで年次フォーラムを開いた。朝から夕方まで教育、貧困問題、多様性のトークセッションを軸に、合計23団体がそれぞれのプロジェクトを紹介した。関心を追求し、社会課題解決を目指す人たちのエネルギーがあふれた。

 世代を超えて連携を深めようと、高校生や大学生の発表が約半分を占めた。教育と企業の連携を模索するセッションでは、高校生起業家の山口由人さん=東京=を交えて「連携したいときに問い合わせられる窓口を」「子どもの声を聞き、応援する大人が必要」など具現化に向けた一歩を話した。(黒田華)