糸満市教委が一部制を検討 学校現場との連携強化


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糸満市役所

 【糸満】糸満市教育委員会は新年度から、総務部と指導部から構成する二部制を改め、「教育部」のみの一部制にすることを検討している。指揮系統を一元化して学校現場との連携を強化するため、指導部長を廃止して部長級の教育指導監を新設する。

 指導部が担っていた「いとまん平和トリムマラソン」などの社会体育に関する業務は、市長部局の観光・スポーツ推進課に一任する。

 市議会一般質問では15日までに、複数の野党系市議が説明不足だと指摘した。担当者は「意見を出していただいたということで、理解してもらえたと認識している」との見解を示した。24日に教育委員会会議で決定する。
 (比嘉璃子)