4月に県立高校に入学する生徒を対象に、1人1台の学習端末を配備するため県教育委員会が保護者に自費購入を求めていることについて16日、県高等学校PTA連合会(宮里憲会長)は県教委に金城弘昌県教育長を訪ね、全額公費負担を求める要望書を手渡した。
要望書では県内では子どもの貧困が全国でも厳しい状況にあることについて触れ「全額公費負担とし、生徒への貸与を要望する」とした。学校のインターネット接続環境の整備も求めた。
宮里会長は「子どもの貧困が問題化している中で、保護者負担は厳しい。全額公費負担で何とかしてほしい」と金城県教育長に訴えた。
(嘉数陽)