ワシントン事務所長に仲里氏 沖縄県、基地問題巡り情報収集


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仲里和之氏

 沖縄県は18日までに、米国で米軍基地問題などの情報収集をする県ワシントン事務所長に、県商工労働部アジア経済戦略課の仲里和之班長(49)を起用する人事を決め、内示した。ワシントン事務所は県が2015年度から設置しており、仲里氏は4代目所長となる。異動は4月1日付。現所長の上地聡氏(56)は文化観光スポーツ部参事兼交流推進課長に就く。

 仲里氏は1972年生まれ、那覇市出身。青山学院大卒。96年に県庁採用。02年8月~04年5月に休職して米国の南カリフォルニア大大学院に留学し、公共政策の修士号を取得。07年4月~10年3月に中国・上海事務所所長など、海外経験が長い。20年4月から現職。