工業地価は糸満市が全国一の上昇率 コロナの影響を受けない理由<県内公示地価>


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 工業地価の県平均はプラス18.2%の高い伸びとなり、前年の17.0%と比べても上昇幅がさらに広がった。十分な広さの工業地や倉庫群が少ない県内では用地の供給不足が続いており、新型コロナウイルスの状況にかかわらず工業地価は上昇が続く見込みだ。

 那覇市の工業地価は前年と同程度の14.2%上昇。最も荷揚げの多い新港ふ頭に隣接して高価格を維持しているが、収益性の観点から他の工業地へと需要が若干流れる状況もみられる。

 浦添市は沖縄西海岸道路.浦添北道路で那覇空港や那覇新港への近さが浸透し、前年のプラス9.7%からプラス11.0%に伸ばした。

 那覇市や浦添市と比べて相対的に割安感のある糸満市は住宅地、商業地も含め、全国で最も高いプラス28.4%となった。前年のプラス22.4%と比べても上昇が強まった。豊見城市はおおむね同水準の上昇率を維持している。
 (明真南斗)