コロナで打撃を受けた那覇市の商業地価は?下落幅が大きかったのは?<県内公示地価>


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 県全体の商業地価は平均で0.7%上昇し、前年の0.2%と比べて上昇幅が若干広がった。2021年上半期は前年同期と比べて入域観光客数が40.2%増加し、新型コロナウイルス感染症の影響が和らいだことが背景にあるとみられる。

 前回はマイナス0.6%の下落だった那覇市の商業地価はプラス0.1%となり、わずかに上昇に転じた。先行きが不透明ながらも景況感が若干持ち直した。観光地の地価が回復傾向を見せる一方、飲食店が多い若狭地域は前年と同様の下落幅(マイナス0.5%)となり、コロナの影響を脱しきれていない。県内市町村の商業地で最も高い上昇率は北谷町のプラス4.0%だった。石垣市は最も大きな下落幅(マイナス0.4%)が前年から続いた。
 (明真南斗)