
米軍北部訓練場跡地で発見した廃棄物を訓練場ゲート前に置き、威力業務妨害などの罪で在宅起訴されたチョウ類研究者の宮城秋乃さんの裁判を支援しようと、有志が市民の会を立ち上げた。4月2日午後3時から、那覇市松尾の八汐荘で発足集会を開催する。
会の正式名称は「宮城秋乃さんの裁判を支える市民の会」。昆虫研究を通じて長く親交がある屋富祖昌子さん(79)ら5人が共同代表を務める。裁判は年内にも始まる見通しで、その費用を支援するため銀行振り込みやクラウドファンディングで寄付を募る。
23日の県庁記者クラブでの会見で、共同代表の宮城恵美子さん(72)は「国家と一人で戦う宮城さんを孤立させるわけにはいかない」と支援を呼び掛けた。
4月2日の集会では、宮城さんや弁護士らが報告する予定。
(當山幸都)